WORKS

MARBELONを使用したカウンター_024

2021 東京都中央区

MARBELON接着製造オフィスショールーム
SIZE:D1100×W9700×H900

とにかく大きて長尺な多様性カウンター製作に協力させて頂きました。

素材は当社オリジナル人工大理石である〝マーベロン〟特徴を活かした大板製造技術を活かし提案のすえ採用頂きました。人工大理石は専用接着剤を使用することで繋ぎ目を感じさせないジョイント加工を施す事が出来るデザイン性の高い素材ではありますが、使用カラーによってはジョイントに関していくつかの条件が出てきます。

~環境設定~
※材料:国内流通材料の標準サイズはD762×W3658である。
※環境:採光性の良い窓際として
※設定:材料最大サイズ以上の製品であり「平面」使いとして
※仕上:発色の良い「ポリッシュ仕上」として

①:単色系タイプ
〇:比較的落ち着いたカラー(イメージ:ホワイト系)であれば、ほぼ繋ぎ目を感じさせない仕上げが可能。
✖:濃色系カラーはロットにより色ブレが出る可能性が高く、光を吸収するカラー特性の影響もあり濃淡が際立ち繋ぎ目が目立ち易い傾向にある。

②:砂目(小石目)系タイプ
〇:単色同様の仕上が可能。濃色系については、使用される小石目チップの混入率が比較的多いものについては、チップの印象効果(視覚効果)もあり、ほぼ繋ぎ目を感じない仕上げが可能。(チップカラーのブレが無い為、ベースカラーの色ブレよりチップの印象が優るため目立ちにくくなる)
✖:小石目チップが少なくベースカラーと同系色である場合、ベースカラーの色ブレが際立つため繋ぎ目が目立ち易い傾向にある。

③:大粒(大石目)系タイプ
△:ベースカラーについては、ほぼ繋ぎ目を感じさせない仕上げが可能だが、大粒石目に触れた裁断面が多少目立つ傾向にある。

④:柄系タイプ
✖:裁断面より〝柄切〟を起こすためジョイント箇所が目立つ。

人工大理石は加工性・汎用性・デザイン性の高さにより素材が持つ意匠性を高く表現できる部位に採用されることが非常に多い建築材料です。それぞれが表現できる意匠に関する制約を正しくご理解頂ければデザイン性を損ねることなくご利用頂けます。

当社では自社製造製品のみにとらわれることなく、国内に流通している数多くのメーカー材の中より、お客様が求めるベストを追求した素材の提案を随時行っております。
商品の購入方法、素材に関する相談(熱・特徴・内容・カタログ・価格・耐性)などお気軽にご相談下さい。
納入エリア
東京都中央区
素材
MARBELON:CRT-GR-01
技術
接着 / 製造
当社担当
東京営業所